令和2年の初捜査は上野の繁華街の一角「好養軒」だ
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周りの飲食店とは少し異なる趣き、角に入口とはちと不思議な作り
表先に掲げられたメニューは
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一等商業地らしからぬ価格帯

開店と同時に捜査を開始
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誰が描いたか
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「変わらない物、好養軒のカツ煮」
カツカレーが人気との情報だったがいよいよ疑い高きホシ。
改めてメニューを調べるに
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トップはヒレカツ。
上野とんかつ御三家何てのは裕に3000円を超えるヒレカツ定食が850円とは安い

裏には

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揚げ物好きの心をくすぐる「あとのせ」も豊富・・これは益々怪しい

俺の注文が通ると厨房から心地良い揚げ音が聞こえ、
やがて現れし
「カツ丼大盛」740円+100円
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蓋の具合がまた良いぢゃないか
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では全国3000万人のカツ丼好きに送る
「オープン・ザ・
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カツ丼のふた〜!」
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三つ葉等の緑が無くとも美しい
胡麻油香るカツは俺の理想たる1センチ前後
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肉質は特別ではないが香ばしさがしかと残る衣、丼タレを吸わせる為に厚目なのがまた旨い

どうだいこの飴色玉葱の色っぽさは
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かなり濃い目の割下、すき焼きのような濃厚さ

端っこに至っては肉と衣のバランスが悪いように見えるが
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濃厚タレを吸った衣が旨いのだから馳走となる
これぞカツ丼の醍醐味だ

女将を取り調べるに
やはり胡麻油ともう一種類別の油を配合しているそうだがここでは内緒にしておく

更に主人も取り調べると大正14年の創業にて元は旅館だったのを三千円で買い取ったそうだ。

上野の真ん中でこのカツ丼を740円で出そうという心意気、そして技術に居心地の良さ

こらは数年かけて捜査を続行する事になりそうだ 
旨かった親父さん女将さん
また来させて貰うぜ