浅草にある「花屋敷遊園地」横のアーケード商店街
ひさご通りを北へ歩き言問通りを超えてしばらく行くと現れるのが今日の目的地
とんかつ「河金」
100年程前に屋台で創業し手軽に食べられるようにと
カレー・とんかつを一つにして丼にし大当たりをとったとか
その名物はカツカレーの元祖の一つとも云われる
「河金丼」
河金とは創業の「河野金太郎」さんのお名前からだそう
香り良いカツに日本独特のドロっとしたこのカレーは、
以前入谷店にて調査済み
今回は通常のかつ丼を調べる
並 ヒレ ロースの三種の中から「並」を注文すると
「脂の少ないとこですね?」と確認があり更に
「唐揚げお付けしますか?」
勿論お願いします
やがて肉を叩く強い音、恐らくモモ肉辺りを柔らかくしておられたのだと推察
10分程で登場した「かつ丼・並」900円は
老舗らしい名入りの器で登場
では美しい器に敬意を表して恒例の「オープン・ザ・・・
・・・ふたっ!!」
ふわっと立ち昇るラードの香りにてサービス唐揚げ付き
程好き厚みにて柔らかく叩かれ整えられたお肉
「昔ながらのカツ丼」と云う言葉がピッタリ当てはまりそうな一杯
胸肉の旨味を閉じ込めたふっくら唐揚げかめちゃ美味しくて
カツ丼より美味しいかも知れないのは極秘事項
こちらは夜メニュー
きっとその昔、浅草の旦那衆がカツでお酒を楽しんだと思われる
歴史ある一杯、ご馳走様でした
ソースが良く合う河金丼も一食の価値あり