カツ丼刑事

旨いカツ丼探して東へ西へ。 カツ丼刑事が出動す。 カツ丼マニア竹嶋宗也のカツ丼日記です。            メインブログ「たぬきパラダイス」も御愛顧を☆

カテゴリ: 珠玉のカツ丼


2019年の捜査を開始する


abemaTVの番組 メシテロ「カツ丼刑事」で撮影させて頂いた
新宿南口
「とん竹」
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夕方の開店時間をずらしての
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捜査御協力に感謝する
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スペシャルかつ丼に使うお肉は
通常のかつ丼とは肉が違い
奥が通常のカツ丼用
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手前のこちらがスペシャルカツ丼用の肉だ

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一目瞭然と云うやつだ

鮮やかにして今にもトロけそうな美しきロースをオランダが誇る高品質脂「カメアリアラード」で揚げ、
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揚げ音が乾いた高温に変わったら仕上がり近し
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「スペシャルカツ丼」1440円の完成だ
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歴代NO1に良い香りな一杯

噛むとロースの甘い肉汁が口一杯に広がる。
衣に含んだラードの甘さが溶け出した丼タレ、スペシャルカツ丼専用の赤玉子がコレを吸い込み白飯とカツを繋ぎ合わせた一杯これぞ・・・
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カツが好き過ぎでトンカツ職人になった」と云う料理人が醸し出す最高ランクのカツ丼だ

昼間担当の調理人さんが作るカツ丼定食900円も美味しいと思うが、このスペシャルカツ丼は特筆モノの旨さ。

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撮影でカツの断面を撮れ無かったので後日また伺い深い捜査をしたいと思っている。

美味い情熱カツ丼、確かに受け取ったぜ

また来させて貰おうか・・・
皆のタレコミを待っている

カツ丼刑事が捜査する
カツ丼刑事新宿編はこちらから

15年前、まだグルメサイトなんぞが無い頃に
カツ丼倶楽部というサイトがあったんだ。
そこで「特に旨い」と評価を集めていたお店にそれこそ15年ぶりに行ってみた。

葛飾から電車を乗り換える事3回、JR中央線西国分寺駅で下車
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緑道沿いに南へ5分程歩き
通りに出ると、
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うんうん見覚えがあるぞ
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この交差点から横道に入って
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あった!
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京屋そばさん
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「京屋」の屋号が付く蕎麦屋さん関東にいくつかあるが、
カツ丼が美味しい割合が多い。


開店と共にガサ入れ
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先客はおばあちゃん1人。
恐らくメニューは15年前と変わっていない
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「かつ丼」700円はお値段そのままで健在にて
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今も御夫婦で営業中の様子。
カツ丼の注文が通ると肉を塊からカットし衣を付ける御主人の丁寧に調理をする様子が見える。 
揚げ油は何と蕎麦屋さんなのに「ラード」
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15年前に衝撃を受けた味と香りが思い出される。

しばし待って
かつ丼700の登場
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ラード効果でサクっと仕上がったトンカツ、
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蕎麦屋の出汁を含んだ絶妙な綴じ玉子が
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「衣」の上に美しく留る一杯

これは生パン粉ならではの姿、もうめちゃめちゃ美味い。

肉はまったく通常の物だと思うんが、
技術と心意気でここまで美味しくなるこれこそが・・・

カツ丼最大の魅力

お味噌汁の具はじゃがいも・豆腐
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以前来た時は出前が忙しすぎて暖簾はずっと仕舞ったままだった
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やや高齢になられた今は出前を辞めてお店のみの営業だそう。
理想のすべてが詰まった
珠玉のカツ丼ここにあり。
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しかも700円。
15年振りに来られて嬉しいです、本当に美味しかったです」と奥さんに感謝を伝えお店を後に。

東京でのカツ丼食べ歩きの原点となった西国分寺の
京屋は思い出が色褪せない俺の名店。

とてもとても美味かった御馳走さまでした。

岡山で吉備津ロマンを堪能した後は、
さあお昼飯捜査開始だ!
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岡山グルメと云えば、祭り寿司・ままかり・マスカットそしてソースカツ丼  

楽しく悩んだ末に訪れたのは
 

だてそばさん 
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店内は歴史ある佇まい、カウンター席に腰かけお願いしたのは 半々定食 
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目の前でお肉にパン粉をつけ油に落とすと店内にパッと広がるラードの香り・・  

やがで登場したこちらが
半々定食」1050円
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これこれ食べたかったやつ! 
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カリッと香ばしく揚がったロースカツ にかかるのは、
雑誌に載っているドロッとしたデミソーカツ丼ではなくさらっとしたソース。
ウスター系」7割・「デミソース系」3割位の配合か。

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噛むと肉汁が染み出す。

これは美味いっ
 
溶いた卵の黄身だけ掛かっているのがニクいねぇ(o^^o) 

支那そば」 
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京都ラーメンで見かけそうな黒スープは、
旨味があるのにスッキリ。 

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白胡椒が抜群に合うレベルの高い支那そばです、
これも好きな味


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このソースの旨味・ラードの香り・黄身のコク。 
最強の半々セットに惚れそうだ☆ 
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御夫婦らしきお二人にホールの女性、皆さんとても気持ち良い方々。

だてそばさん有難う、必ずまた来るぜっヾ(´ω`=´ω`)ノ


葛飾区のカツ丼情報を募集したところ一本の電話が・・・


「あのよ~、東新小岩に良いお店があるから行ってみなよ~

とのタレコミ有り。



カツ丼刑事出動!!

我が町から自転車を漕いで南へ20分、
「お花茶屋駅」を越え、呑兵衛の聖地「立石駅を越え」
本奥戸橋を越え発見したのがこちら

とんかつ「京町
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凄い・・・ぞこれは凄い
迂闊に近寄るとやられそうだ。

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情報が無ければかなり入りずらい・・・

でも大丈夫だ「こんにちは~ヾ(´ω`=´ω`)ノ」と笑顔で暖簾を潜るべし

昭和中期で時間が止まっているのかここは・・・
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先客は無し。

メニューはこちら
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一人で営業されている優しげながらも職人肌を感じさせる御主人に「カツ丼」を注文。


冷蔵庫から肉の塊を出しカット、手元は見えないがとても丁寧に調理しているな。

やがてジュワッと揚げ音が響き大好きな青の蓋つき器にて
カツ丼」650円の登場。
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ではTVでも連続公開中、恒例の・・・
「オープン・ザ・・・
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ふた~っヾ(´ω`=´ω`)ノ」!!

おおっ、美しい黄白のグラデーション
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玉子のトロミ・右端のカツの衣立ちが分かります。
この状態で美味しさへの予感最高潮

カツを一口、
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これは旨いっ! しこも衣にはサクサクが残り厚みも充分。
この価格帯で最高の肉の美味さ。

更にこの玉子、
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コシを残し旨味を含ませる見事な技術、タレの濃さも好み。

ラードの香りも重なって650円のカツを遥かに超える旨カツ丼に遭遇だ~

お手製浅漬けはニンニクの良い香り。
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これはビールにめちゃめちゃ合いそう。

あっという間に完食し御主人に
カツ丼食べ歩いてて初めてお邪魔しました、本当に美味しかったです」と伝えると
トンカツも食べてみて、一番力入れてるから」と。
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お店はお世辞にも綺麗とは言い難いので潔癖症の方にはオススメしませんが、
カツ好きならチャレンジする価値大。
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京町さん御馳走様でした、必ずまた伺うぜ。
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情報提供元である葛飾の杉下某さんよ、
又のタレコミを待ってるぜ

またの出動要請を待つ!

京町とんかつ / 京成立石駅新小岩駅青砥駅
昼総合点★★★★ 4.1

こちらは台東区浅草5丁目

中華・洋食の「やよい」さんは
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浅草駅 三ノ輪駅 入谷駅 どこから歩いても20分はかかるであろう、
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裏浅草の更に裏



洋食コック姿にて手際よく調理をされている物静かな御店主。
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男性スタッフは出前の配達に忙しそう。

メニューには洋食・中華が並び何とも不思議な感じ。
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お聴きすると「父が中華の修行をしたものですから」との事。
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注文に悩んだら「一番上のメニューを頼む法則」を実践してはいますが飯類最上部には何と、
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「カツ丼」の文字が

これは極めて珍しい事象、一気にテンションが上がり、

私カツ丼が大好きなんです」と興奮気味に話せば
まあ食べてみて下さい」と静かにほほ笑む店主の姿はまるで品の良い侍のよう。

注文をし店内を見ていると奥の壁にこんな写真を発見。
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西洋料理カフェー・ヤヨイとあります。
創業は大正末期でその歴史は90年を超えるのだそう。

エプロン姿に髷、当時はどんな東京だったのでしょうか☆
当時に思いを馳せつつ静かに調理を始める店主の後ろ姿を眺めているとやがて、

カツ丼」800円の登場となりました。
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では参りましょう全国のカツ丼ファンの皆様声を合わせて~
せ~のっ・・・


オープン・ザ・・・
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カツ丼のふた~ヾ(´ω`=´ω`)ノ!
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おおっ、見て下さいこの玉子の照りを
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完璧な白身と黄身のグラデーション。

久々に美しいカツ丼様に遭遇です
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カラりと揚がりつつもジューシーなカツは理想の厚み☆
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口中でご飯・玉子・カツを三位一体にて楽しめる、
これこそがカツ丼の醍醐味です。

玉子のコクも素晴らしく、ご飯の一粒一粒まで完璧に旨い。
こういうお店は当然ながら漬物お味噌汁まで美味しいのです☆
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本当に美味しかったです」とお伝えすると御主人は静かに微笑みながら、

お口に合いましたか? またいらしてください

次回は是非、一品とビールを楽しみたいです

ポークソテー、ボリュームもあり満足していただけるかと思います外国の方も召し上がりに来られますよ」と話して下さいました。

90年前の西洋料理の技がこのカツ丼に活かされているんだなあ。

久々に美味しいカツ丼に出会えました。
「やよい」さん、美味しいカツ丼を御馳走様でした。

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