カツ丼刑事

旨いカツ丼探して東へ西へ。 カツ丼刑事が出動す。 カツ丼マニア竹嶋宗也のカツ丼日記です。            メインブログ「たぬきパラダイス」も御愛顧を☆

タグ:とんかつ


こちらは世田谷区三軒茶屋
今回のホシ「とんかつ川膳」は
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何と「肉屋」の二階にて営業中
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そう、ここは肉屋の直営とんかつ店

階段を上がり店内へ
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脂が黒っぽく見えるのはラードの証
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これはまずます怪しい

お得なランチセットに
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かつ重定食があるのがたまらない

しかもとんかつ定食よりちゃんと100円高いのは
かつ重にも同じ大きさのカツを使うと推測しますます期待が高まります

年季の入った重箱を
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オープン・ザ・蓋!
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隙間からはラードの素晴らしき香りと共に
月光の如き美しき黄身が現れる
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「かつ重定食」1030円
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肉自体の旨さをしっかり感じる適度な厚みのカツは
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これぞとんかつ専門店にしか出せない旨さのカツ

卵の綴じ具合も完璧にてタレ・程良揚げ具合も完璧
付け合わせのキャベツ・御新香まで美味しい
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肉質・ラードと、肉屋の利点が最大限に生きる一杯
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かなり旨い、1,000円前後では最高峰の一つに挙がる相当上位に入るホシ
更に肉質が上がるかつ重もあるようなので
逮捕するにはまだ早い
慎重に慎重に捜査を重ねる事にしよう・・・

ご馳走様でした





 


上野のガード下の賑やかな商店街から
昭和通りへ向かい二本目の角
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元は旅館と云う建物で営業する
「好養軒」
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前回あまりに怪しかったので二度目のガサ入れ
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手書きのメニュー
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一等地の価格とは思えない

10分弱待って登場
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中身を知っていても楽しい
オープン・ザ・・・
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ふた~っ!
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ふたを開けたとたんに濃厚な香りが漂う

真夏に咲き誇るひまわりにも見える
「かつ丼」740円
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クリスピーに揚げ煮過ぎていない為
まだサクサク感が楽しめるカツ
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かなり濃いタレで食べさせる硬派のかつ丼

一番素晴らしいのは立ち昇るこの香り
通常のサラダ油でもなくラードでもない
ヘッドと云う牛の脂を配合しているのだとか
この油とタレが合わさり立ち昇る香りは
どこにも真似出来ぬ逸品
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味噌汁は揚げ・キャベツ・えのき
これも味は濃いが実家で頂くような汁

カツは端っこの部分も味が変わりまた旨い
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ビールと合わせたくなるような一杯
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誰が書いたか「変わらない物、好養軒のカツ煮」
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今日も美味しかった

店内では何十年も通っているであろう紳士が魚フライや串カツで飯を食べている
上野に残る奇跡のような店
こんなお店がまだ残っていることが嬉しくなる
親父さんご馳走様です、

・・・もう少し泳がせておくことにするか




 


葛飾区お花茶屋駅から亀有方面に歩く事五分。

渋い店構えのとんかつ「筧」 を捜査する
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「かけい」と読む昭和香るこの店は
品の良い御夫婦での営業
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恐らく長きに渡りこの地で営業されてきたと思われる

旬のカキフライが人気のようだ
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嫌いでは無いんだが勿論俺は目もくれない

物静かなご主人がカツを揚げ始めた
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手元が見えぬカウンター越しだがとても丁寧に調理されているのが伝わる

やがて現れたのはカツ丼ではなく

「かつ重」1000円
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なる程、品ある赤塗りの器は
丼より重と呼ぶに相応しい美しさ

では恒例の「オープン・ザ・・・
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かつ重の蓋~!」
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フワッと華やかな香りが立ち上り彩りも良し

特筆すべきはとんかつの形
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なんと棒状の一口カツが五つ

ロースをカットしてから一つずつ衣をつけて揚げるのは通常よりも手間が掛かるが、
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どこを食べても衣感を楽しめ尚且つ、
持ち上げると衣が剥がれるカツ丼問題をも解決している。

丼ツユは軽やかで玉子はふわトロ・味噌汁まで美味い
料理屋の一品を頂いているようだった
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筧の主人、ご馳走様でした
やはり相当な手練れだ・・・

まだまだ下町にはこんな実力店が隠れていると思うとワクワクする






世田谷区三軒茶屋
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数年振りに訪問した街でのカツ丼探索、
発見したのはお肉屋さんの二階
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とんかつ「川善」
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暖簾を潜り狭い階段を登ると
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1階のお肉屋さんが経営するトンカツ屋が現れる

店内は満席です☆
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活気ある店内で頂くのは勿論カツ丼・・・では無いな
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「カツ重定食」980円か
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では早速、
「オープン・ザ・・・
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年季が入ったカツ重の
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 ふた~っ」
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白身・黄身・カツの色、
更にはキャベツお味噌汁お漬物まで彩り良し
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見ただけで分かる美味しさに踊る心を抑えつつ捜査続行だ

トンカツはしっかり目に火は通っているが
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専門店ならではの旨味有り
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肉屋ならではのラードのコクを
綴じ加減絶妙な玉子が吸い込んでいる
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これは美味い

ドレッシングが入ったステンレスポット味わい深く
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なめこと豆腐のお味噌汁も嬉しくなるぢゃないか
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とんかつ屋ならではの満足な一杯。
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1000円以下のカツ丼の中ではかなりレベル高し
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川善さん美味かった、また捜査に来させて貰うぜ

足立区の首都北千住。
華やかな西口とは反対のやや地味な東口、
学園通りから一本横道に入り更にもう一本入った路地裏にて店を構える
とんかつ「もりき」を捜査する
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居酒屋のような雰囲気もあるが
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1人でお店を切り盛りする女将に
「ロースカツ丼大盛り」850円+100円をオーダー
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御膳全体が美しく冷奴も酢の物も漬物も全部美味しい。
女将さんが一人で調理されている模様、これは小料理屋さんと言った方が的を得ているかもしれない

ふんわり玉子のカツ丼は、

何とトンカツの下に千切りキャベツが敷かれている
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「カツ丼嫌いじゃ無いけどちょっと重いな」ってな容疑者にピッタリな新タイプのカツ丼。

これは脂っこさも無くなり胃にも優しい
愛情お袋カツ丼 

三つ葉が香る味噌汁もかなり美味い
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一粒残さず頂くと丼の底から
いかにも宿場であった北千住らしき絵柄が登場する
 

優しい心遣いが寒空捜査に暖かく染み渡る、
女将、御馳走さま旨かったぜ☆



非番の時はこちらに居るので遊びに来てくれ
たぬきパラダイス

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